五行歌【軽装の舟】

五行歌【軽装の舟】 ガチガチに/構えるばかりじゃ/生きにくい/軽装(けいそう)の舟に乗りこんで/思いきり、行こう


 
 ガチガチに
 構えるばかりじゃ
 生きにくい
 軽装の舟に乗りこんで 
 思いきり、行こう
 

【注】軽装(けいそう)


●ヨミドクター/岩崎航 連載エッセイ『筋ジストロフィーの詩人 岩崎航の航海日誌』
 第1回「それは、生きるため。自分の人生を生きるため」
 https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160720-OYTEW165397/

五行歌【朝顔】

五行歌【朝顔】 あなたは/誰にも妨げられない/必ずや/蔓(つる)は自在に伸びゆく/朝顔の花


 
 あなたは
 誰にも妨げられない 
 必ずや
 蔓は自在に伸びゆく 
 朝顔の花
 

【注】蔓(つる)

五行歌【生き抜くって】

五行歌【生き抜くって】 人から声かけてもらうの/ただ、待っていたら/どうにもならないんだ/生き抜くって/そういうことだったんだ


 
 人から声かけてもらうの 
 ただ、待っていたら
 どうにもならないんだ
 生き抜くって
 そういうことだったんだ 
 

詩(五行歌 三篇)【新しいところ】

詩(五行歌 三篇)【新しいところ】一


**

詩(五行歌 三篇)【新しいところ】二


**

詩(五行歌 三篇)【新しいところ】三


 
 広瀬通り経由
 仙台駅前行き
 それ以外のバスに
 乗ることは
 あのとき冒険だった 

  **

 青葉通り経由
 仙台駅前行きの
 バスに
 一人で乗れるひとが 
 大人に見えた

  **

 あれから三十年も生きながら
 ぼくは新しいところへ
 踏み出すことに
 なにかしら
 臆病になっていたのではあるまいか 
 

五行歌【活字】

五行歌【活字】 おもしろい/そう思ったとき/活字が/向こうから/親しげに歩み寄ってきた


 
 おもしろい
 そう思ったとき
 活字が
 向こうから
 親しげに歩み寄ってきた 
 

五行歌【新参者】

五行歌【新参者】 いつ、どこでも/人は新参者(しんざんもの)として/はじめて/目のまえに/現れてくるものだ


 
 いつ、どこでも
 人は新参者として 
 はじめて
 目のまえに
 現れてくるものだ 
 

五行歌【二次元孤独】

五行歌【二次元孤独】 ゲーム依存症に/なりかかって/分かったこと/二次元孤独は/おもしろくない


 
 ゲーム依存症に 
 なりかかって
 分かったこと
 二次元孤独は
 おもしろくない 
 

五行歌【99.9パーセント】

五行歌【99.9パーセント】 99.9パーセント/忘れてもらってもいいんだ/でも本当に/君が病むような時/灯りとなってくれるのなら


 
 99.9パーセント
 忘れてもらってもいいんだ 
 でも本当に
 君が病むような時
 灯りとなってくれるのなら 
 

五行歌【完了ではない】

五行歌【完了ではない】 乗り越えるというのは/完了ではない/一つの峠を歩き/また一つの峠を/歩き続けていくことだ


 
 乗り越えるというのは 
 完了ではない
 一つの峠を歩き
 また一つの峠を
 歩き続けていくことだ 
 

五行歌【まちがえられたということは】

五行歌【まちがえられたということは】 まちがえられたということは/たよりないからではなくて/あなどられたわけでもなくて/えらそうに見えなかったから/それは、あなたの強みです


 
 まちがえられたということは 
 たよりないからではなくて
 あなどられたわけでもなくて 
 えらそうに見えなかったから 
 それは、あなたの強みです